無欲で生きる
- 2017/4/9
- 柴田コラム

欲は生きるために必要です。
ですが、人生の強く大きな目標がある人にとって、欲は目標に対して遠回りさせたり、時には頓挫させたりします。
人生の貴重な時間とお金を食いつぶすのは、欲があるためです。
欲と言ってもいくつかあります。
本能を除いた欲ならば、無欲になることは誰でもできると思います。
例えば、金銭欲、物欲、集団欲、名誉欲などです。
金銭欲は、お金が欲しいという欲です。
物欲は、自分が欲しい物が欲しいという欲です。
集団欲は、友達を増やしたり、集団行動したいと思う欲です。
名誉欲は、自分を誰かに理解してもらうという自己顕示欲です。
他にも本能以外の欲はありますが、とりあえずこの4つを挙げてみました。
これらの欲は、とりあえず抑え込むことができます。
金銭欲は、お金は最低限あれば良いと考え行動すれば、回避できます。
物欲は、とくに新しい物が欲しくなければ、回避できます。
集団欲は、孤独に強くなって寂しさを感じなくなるようにすれば、回避できます。
名誉欲は、他人に自分を分かってもらったり、よく見せようと思わなければ、回避できます。
さて、それでは本能の欲はどうでしょう。
本能は、生物として生きるために必要最低限な欲です。
食欲、睡眠欲、性欲です。
まず、食欲です。
食欲は生きるためには、少しは食べないと生きていけませんから、完全に抑え込むことは難しいです。
次に、睡眠欲です。
生きるためには、少しは寝ないと生きていけませんから、完全に抑え込むことは難しいです。
最後に、性欲です。
生物として子孫を残すためには、少しは性欲がないと子孫が残せませんから、これも完全に抑え込むことは難しいです。
こんな抑え込むことが難しい本能の欲ですが、私はある程度抑え込んでいます。
まず、食欲についてです。
私は、1日3食が常識のところ、2食にしてみたり、ランチの量を減らしてみたりしています。
ランチを抜いたり減らすと、午後の眠気が軽減されます。
そうすると好きなことに集中できます。
次に、睡眠欲についてです。
睡眠時間は、好きなことに熱中したり、没頭したりすると、それほど長時間睡眠をとらなくても大丈夫です。
私は、そうすることで睡眠欲を抑え込んでいます。
最後に、性欲についてです。
個人差はありますが、一般的に男性は性欲を抑え込むことは難しいようです。
私は、ありがたいことに女性ですので、その点は助かりました。
男性のことは好きですが、とくに盛んに欲するということはありません。
これは本当に助かっています。
人間は性欲のせいで、かなりの人生の多くの時間とお金を失うことになっています。
私は、本能の欲以外の欲はすべて抑え込むことができています。
本能の欲すら、かなり抑え込むことができていると思います。
食べる時間や料理をしたり、外食に行く時間がもったいないといつも思っています。
と言っても、料理は美味しく作れますが。
いつも夢中になることが多く、睡眠も気づいたら寝ていて、朝も自然に早く目が覚めます。
性欲は、ありません。
これは本当です。
無欲こそが最強だと思います。
ですが、無欲という完全体になるのは不可能だと思っています。
私は、いつだって不可能はないと思っていますし、なんでも達成可能だと思っていますが、
無欲という完全体になることだけは、唯一不可能だと思っています。
ですので、なるべく少しでも無欲に近づくために、毎日修業的な生活をしています。
無欲という完全体は、最強の存在だと思います。