自分の耳に痛いことを受け入れる
- 2017/1/26
- 柴田コラム

毎日、人間はいろいろな情報を見たり、受け取ったりします。
その中で、自分にとって都合の悪い、耳に痛い情報もあると思います。
通常であれば、人間は自分にとって都合の悪い情報は、受け流してしまうか、見て見ぬふりをしてしまいまいます。
そして、そういった情報は自然に忘れていきます。
それは当たり前です。
自分にとってマイナスな情報を感情的に受け入れていては、ストレスが溜まり、心身ともに自分の健康を害するからです。
ですが、ここに大きな落とし穴が存在します。
実は、自分にとって耳がいたい情報こそ、受け入れる必要があります。
耳が痛い情報とは、自分の欠点を見事に言い当てられている情報です。
ということは、耳が痛い情報の中に自分の欠点、弱みが指摘されていると言えます。
ならば、そういった情報こそ、しっかりと受け入れて噛み砕き、消化して対処しなければなりません。
つまり、真剣に自分の欠点と向き合うという姿勢であるということです。
そして、なぜ耳が痛いと感じたのかを分析し、反省し、今後は同じ情報を聞いても耳が痛くない状態に持っていく必要があります。
そうでなければ、自分の今後の、より大きな成長や成功はまず無理といって良いでしょう。
ですから、心地良い情報、自分にとって都合の良い情報ばかり受け入れるようにしていると、
いつまで経っても自分の成長はそこで止まってしまいます。
自己満足の連続が続くだけとなります。
つまり、思考停止の状態です。
なぜ自分の成長や成功が止まっているのか、一度良く考えてみると良いでしょう。