短気な人と決断の早い人の違い
- 2019/3/17
- 柴田コラム

(1)
短気な人とは何事においても、どの様な前提や時と場合においても直ぐに動く人のことを言います。
早い決断の人は短気ではないが、前提が違ったり時と場合により重要であれば直ぐに決断し実行するが、
非重要ならば機会を虎視眈々と待つことのできる人をいいます。
早い決断の人の方が短気の人より成功するのは一目瞭然です。
(2)
なぜか?
前提が異なり時と場合が異なるのであれば成功者は当然違う行動をとります。
これに対して短気な人は、前提が異なり時と場合が異なるのにもかかわらず同じ行動をとります。
スクールでもお話ししていますが、「柔ヨク剛ヲ制ス」人が海千山千の人となりうるわけです。
念のため言いますが、ここでは善悪論は無視しています。
世の中うまく生きるか否かの話だけです。
(3)
つまり短気は損気は「真」である以上、成功するには性格を変える必要があります。
性格が無理ならマインドを変えることです。
成功者マインドで行動しなければ成功はありません。
当然ですが、99%の人はマインドを変えないで動いている。
だから成功者はいつの世も1%と少ない。
成功するには成功者マインドに変える必要があります。
(4)
これが思考は実現することの本質であり、そのものです。
つまり勝負は事を始める前に決まっているのです。
成功者マインドであるか否か?
結局はこれに尽きます。
とりあえず短気は損気ですので短気な人は治さなければなりません。
思考に成功の軸がなければ、行動にも軸はなく、良い結果は出ません。
よくよく自分の性格と対面しなければならないわけです。
おそらくそれは人生で一番難しいことです。